塗装屋ブログ

2015/09/24

塗装は女の人の化粧と一緒!?

お客様の多くは外壁、屋根塗装というと、
ただ、屋根、壁を塗装すると思っている方が非常に多いです。

そのため、良い(高い)塗料を塗れば良いと思っている方や、
屋根、外壁の色をどうするか?など外観ばかりに目がいってしまいます。

もちろん色を変えて、外観を変える楽しみはありますが、
それ以前にちょっと知っておいてもらいたいことがあり、
ご理解してもらいやすいように、このタイトルにしました。

かなり前になりますが、
私自身が職人として修行していたときの会社で、
先輩職人が施工中の現場でこんなことを言っていました。

「お母さんね、塗装っていうのは、お化粧と一緒できちっと塗れば綺麗に仕上がるし、
いい加減に塗ればそれなりにしかならないんだよね」

横で聞いていた奥様と私は半笑いしてしまいましたが、
だから下準備が大事なのね?と奥様もイメージが湧いて頂けたようでした。

お客様に立場にたち、お客様の分かる言葉、話し方で説明することが大事だということ、
また、その反面、お客様が塗装に対して知らない事が多いため、
お客様にも分かるように説明しなければいけない説明責任が自分たちにあること、
当時、強く思ったことを今も思い出します。

そんな経験もあり、お客様により分かりやすくご説明をする時は、
「実は塗装はお化粧と一緒なんです」とイメージがしやすいようにご説明しています。

お化粧する時は、洗顔、スキンケアをし、ファンデーションを塗って下地をしっかりとつくってから、
メイクをしていくと思います。(間違っていたらすいません、私自身、化粧に関しては無知のため)

外壁や屋根の塗装も同じで、屋根や壁をしっかりと洗浄などして下地を整えてから、
気になる所があれば仕上がるまで塗っていきます。

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顔全体が壁として、目や口など、縁取られる部分が木鉄部の付帯塗装部分、
まず顔全体を仕上げ、(ここだけはお化粧と少し違って、塗装の場合は基本厚塗りです。)
付帯塗装部分の色を変え、見切りや線がはっきりと出るように綺麗に塗っていきます。
そうすることで、全体の見た目が美しく見えます。

また、そのあとのケアも大事です。
お化粧も時間が経っていくとメイクが崩れてきて、
途中でメイク直しが必要になると思います。

塗装も、年数と共にだんだん老化していきます。
そのため、定期的な状態のチェックやケアが必要になってきます。

ざっくりとですが、
塗装について少しでもご理解して頂きたいと思い、お化粧に例えてご説明させて頂きました。

もっと詳しく知りたい、こんな場合はどうなの?など疑問がある方は、お気軽にご質問ください。
分かるようにご説明させて頂きます。

お急ぎの方はお電話からでもどうぞ。

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